大阪大学合格実績!海外の高校卒業で1から勉強をやり直した!?

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海外の高校を卒業した帰国子女枠で大阪大学を受験するも不合格。
海外と日本のレベルの違いに驚き、1から受験勉強をスタートします。インプットから始めて志望校のレベルまで到達、同じレベルの演習を積み志望校に合格するという中森先生絶賛の非常に優秀な合格例です。

大阪大学

大阪大学はその名の通り大阪にある国立大学で、最近ではダウン症のiPS細胞の研究をし原因遺伝子を突き止めたことで一躍有名になっています。
大阪大学の偏差値は57.5~70.0、今回合格した基礎工学部は60.0~62.5という高い偏差値を誇っており筑波大学や東京学芸大学・お茶の水女子大学・神戸大学・早稲田大学・同志社大学のような難関大学と肩を並べています

大阪大学は多種多様な16種類の研究科・5つの充実した附属研究所を保有している「日本でも指折りの研究型総合大学」です。また、国立総合大学の中で外国語学部を有する唯一の大学としても名を成しています。

今回の合格者カレンダーは大阪大学 基礎工学部に合格をした英さんです!

海外の高校卒、日本と海外のレベルの違いに驚愕

カナダのバンクーバーにある高等学校を2018年6月に卒業。日本の環境の方が好きという事で帰国子女枠として日本の大学受験を考えて帰国します。
カナダでは数学・物理・化学を現地の高3レベルまで全部終わらせ、かつ全科目の平均が90を超えていたため受験勉強をしなくても合格できるものだと思っていました

しかし、いざ帰国して日本の教科書を見たところカナダと日本のレベルの違いに驚愕します。なんと日本の教科書の内容が全く分からない状況。
受験勉強を始めなくてはいけないけれど海外の高校を6月に卒業して7月に帰国、日本の高校3年生は受験勉強の真っただ中ということもあり通年性の予備校には通えず、お姉さんが通っていた武田塾なら自分のペースで進めることができると思い高校3年生の7月に入塾しました。

カルチャーショックを感じるも日大レベルからのスタート

カナダと日本のレベルの違いでカルチャーショックを感じますが、ショックを受けている暇はなく日大レベルから追い込みます
数学・化学・物理を使って受験するため3科目を受講するも最初は今まで遅れを取っている分のインプットから始めたため、かなりしんどかった様子。

数学ⅠA 基礎問題精講』『物理のエッセンス(力学・波動)』『リードLightノート化学』を用いて基礎から始めるもしんどかったのは最初だけ、次第に楽しさを感じ始め数学は3か月でクリア。地方国公立レベルの『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』に入ると今までインプットした知識をどのようにアウトプットすればいいのか、大きな壁が立ちはだかります。

今までの参考書より1つレベルアップしただけなのですが、2・3個一気にレベルアップしように感じますが大門形式の問題の読み取り方を徹底的に身に付け、アウトプットの練習をしました。

基礎を固めて参考書のレベルを上げる

日大レベルのインプットが完了したらレベルを上げ、今まで以上にアウトプットに力を入れます。
理科は『物理のエッセンス(力学・波動)』に加えて国公立レベルの『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』早慶レベルの『名門の森 物理 波動Ⅱ・電磁気・原子』を活用してインプットした知識を記述や証明問題を解くことでアウトプット。

化学も『リードLightノート化学』と並行して『化学レベル別問題集1基礎編』を用いて徐々にレベルを上げてアウトプットの作業に徹底します。
数学は『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』が予定よりもあまりできなかったため『1対1対応の演習シリーズ』で1問ずつの基礎をもう1度固め、あえてレベルを上げずに『理系数学の良問プラチカ ⅠAⅡB』を用いて大問形式に戻しました。

大阪大学の過去問に入るも思うようにいかず

数学の『1対1対応の演習シリーズ』と『理系数学の良問プラチカ ⅠAⅡB』が一通り終わった時点で大阪大学の過去問を1度解いてみるも結果は3~4割程度で「なんとなくわかるんだけど書けない」という状況。

受験勉強を始めて半年で大阪大学の過去問を本格的に取り掛かり始めるも7月スタートのためすでに大阪大学2次試験直前の1月。現役で受験した大阪大学受験の結果は不合格。大阪大学に合格できるほどの実力はまだないものの、国公立と戦える力は確実に身に付いています。来年度の受験に向けてもう1度基礎を徹底的に固め始めます。

新しい参考書で徹底的な基礎固め

今までの参考書は完璧にしたため来年の受験に向けて新たな参考書を徹底的に理解し、自分のものにします。

数学は今まで扱った参考書と同じレベルの『理系数学 入試の核心 標準編』で本当に抜けがないか確認し、物理は『名門の森 物理 波動Ⅱ・電磁気・原子』まで終わっていたがもう1度基礎固めをするために『物理重要問題集 ―物理基礎・物理』に入ります。化学は『化学レベル別問題集4難関編』まで完成させ難しい問題が解けるようになった反面、簡単な問題が抜けてしまうようになったため『化学の新演習』を時間をかけて丁寧に全問完成させます。

同じようなレベルの参考書を何回も何回も上塗りできるという、時間に余裕があるからこそできる参考書の活用方法で丁寧に1つ1つ知識を固めていきます。
また1回目の受験でなぜダメだったのが考え、もう1度丁寧に向かい合ってみようと思い、アウトプットをする際にただアウトプットをするのではなく自分の解答と模範解答を照らし合わせてどこが抜けているのか分析することを始めてからは点数が上がり始めるようになります。

浪人1年目の夏にA判定を受け受験本番を迎える

浪人1年目、受験勉強を始めて1年目の夏に模試で大阪大学のA判定をもらいます
それ以降は時間に余裕があるため数学・生物・物理の3教科は過去問に専念。志望校の大阪大学だけでなく難関国立大学や私立の過去問をひたすら解いていくうちに大阪大学との傾向の違いを見つけることができ、大阪大学の過去問は数Ⅱの回転体・体積が特徴的なことからどこを固めたらいいのか明確に。

大阪大学入試本番は手ごたえを感じ、目標点に達成し無事に合格
1年目の受験は「多分あっているだろう」という感覚で解いていたけれど2年目は「よし!いけてる!」という確信をもって解けるようになりました。

7月に1から受験勉強スタート大阪大学合格 | まとめ

カナダ・バンクーバーの高等学校を卒業し日本の大学へ進学するために帰国するも、カナダと日本のレベルの違いに驚愕します。
日本の教科書の内容がさっぱりわからない状態で7月から受験勉強を開始しました。

遅れを取り受験勉強を開始するも多くの参考書を1冊1冊完璧にし、受験勉強開始1年目に模試でA判定をもらいます。
受験本番までは難関国立や私立の過去問を解き、自分の解答と模範解答の違いを分析することで実力が一気に付きました。
受験本番は自信をもって問題を解くことができ、目標点に到達。無事に大阪大学に合格をし、2020年4月に入学しました。

スタート自体は特殊な始め方だったけれども志望校のレベルに届くまでひたすら同じレベルの演習を積み、他大学の過去問題を解くくらいの余裕を作り、しっかりとした確信・手ごたえを持って志望校に合格するという中森先生絶賛の非常に優秀な合格例です。

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